奥本めぐみのこんなん思とう

奥本めぐみの公式サイト
Vocal,Piano,Singer & Songwriter, Flamenco Cante
エッセイ的文章はnoteに→ 奥本めぐみのnote
2016年8月よりこちらが公式。それ以前の日記などは http://megumi-okumoto.blog.so-net.ne.jp/

2018年12月

クリスマスイブに私のところに来た香雪。
8年経ちました。今年は腹巻を編んでプレゼント🎄似合ってるよ🧶

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年齢も8歳4か月とシニアの年齢に差し掛かってきたけども、この連休も2時間以上公園をロング散歩。私で8000歩超えなので彼女だと一体何歩になるんやろ。ほんとちっこいくせに良く歩きます。

それが良いのかとても健康。こないだ病院で診てもらったら歯もきれいな方だと。今年は夏に避妊手術をして身体も大変だったと思うけど本人は至ってケロっとしており術後も良好。

香雪も私も今年は人生後半戦への準備、という感じの1年でしたが、共に穏やかな、健康な年末を迎えております。ふふふ。

というわけで、毎年恒例・定点撮影。出来るだけ長くこれが続けられますように♪

Merry Xmas!

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2017年。

 

 2016年。
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2015年。
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2014年。
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2013年。
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2012年。
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2011年。
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2010年。うちに来た深夜。まだどっちも緊張してた。笑
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敬愛するバーブラ・ストライサンドが今年つい最近出した新譜。

予約注文していたのが今月頭に届いていて、届かなくてもAmazonミュージックでも聞けたけど、今回の並々ならぬ渾身迸る一撃な意気込みを本人のツイートでも見ていて、これは盤を買ってライナーノーツを読んで聞こうと思っており、今日ようやく開封の儀ののち、拝聴。

あの。。もう凄すぎて、何も言えません。。。

これほんと、普通の人にももちろんやけど、ミュージシャンにも聞いてほしい。御年、76歳。この歌このサウンドこの内容。声の力、意志、表現。珍しくR&Bな仕上がりの曲もあり、またそれがめーちゃーくーちゃーかっこいい。

歌は、こんな声をどうやってこの年齢までキープってかますます伸びやかなんですけど、、、どうやってんの、、ホンマに本人に聞きたい。ちょっと信じられない。。。

この方の若い時の声は正直、出すぎててトゲがキツくてあんま好きじゃなかったりするんやけど50過ぎたあたりから丸みと枯れが出て更に伸びも増して、流石に昔に比べたら高音は減ったけど、それでもこのジャストのタイム感とビブラートの細かい使い分け、息のコントロール。

うまく若い人のサウンドも取り入れつつ、若作りではなく、時代の先端を歩いてきた彼女しか作れない作品になってます。

うううーーーん、こういうのを作りたい。一生。

やはりバーブラは一生、その背中を見て追いかける存在のようです。あーもう一度見たいなぁ。。!!!

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noteを読むようになってからつくづく感心するのは、世の中には文章や漫画の上手い人がこんなにごろごろごろごろごろごろ転がってるのか、ということだ。

音楽もそうだが同じものに携わっていてもそれがビジネスかクリエイトかで立ち位置や考え方は全く違う。どちらが良いという話ではない。自分に限って言えば音楽は本当に自分が作りたいものをネームバリューではなくこの音楽家とやりたいという人で且つ自分の音楽に興味を持ってやって下さる方とやりたいし、それがやれれば金を稼ぐ手段は別に音楽で無くて構わない。もちろん最初からこの結論だったわけでは無く自分の音楽も仕事も音楽であることこそが音楽を仕事にしていると言えるんだと信じて邁進していた時期もあった。が、根底にはずっと自分のやりたいこと、というのがあり、ここ数年特に横浜に来てからそれは芯に座った。

noteを見ていると、職業作家かどうかにかかわらず自分の描きたいことを自分のペースで作っておられる方の作品は引き込まれるものがある。多作の方もいればゆっくりの方もいる。多作が出来る方はそれが仕事になるだろう。

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SADEというアーティストがいる。非常にゆっくりで多作では決してなく、数年に一度アルバムが出るか出ないかだが出来上がってきたものの完成度、細部に渡っての作りこみは正に芸術品。

なにかのアルバムのライナーノーツで本人のインタビューがあり、そこにインタビュアーが貴女はとてもゆっくりなペースだけどもっと作らないの的な質問に彼女は笑いながら、あはは、アルバムは子供を作るようなものだからね。そんなに沢山作れないし、そんなすぐには産めないわよ、と答えた、とあった。

ちょうどこのアルバムを聴き始めた時(オンタイムではない)に、自分も自分の曲を書いて歌い始めた時期でもあり、職業としての音楽をやり始めた時期でもあったが、このSADEの言葉は脳天を突き刺した。そうか、そりゃそうだよな。子供を作るようなもの。それほどに、大切で、プライベートで、暖かいもの。

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コマーシャリズムという他者に評価軸があるものと、自身の評価軸とは別。でも、自身の評価軸に根ざした"芸"。それをひとつでも刻めたら、この世に降ろされて生きて去る甲斐が少しはある。かな。 

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昨日、XANADUレコーディング初日。


エンジニアの方に5回くらい"男前だなー!"と言われた(笑)ピアノの調律これでどうですかと言われて2,3節このレコーディングで弾くフレーズを弾いたが、触れた瞬間音が生きていたのでものの数秒でバッチリです、って言った時。ドラムのゲンキがスタジオにあった機材見て、わーこれ面白そうこんなん入れてみてもいいかもですねーって言ったので、良いよぉ、良いように好きにやってー、って言った時。レコーディングの合間の会話で、ライブでも何でも、音間違えたからってもし結果それが良かったらそれが良い、生きているかどうかが大事って言った時。


今回のアルバムは、作詞、作曲、編曲、ミュージシャンの選定、録るスタジオ、どの曲を入れるか、曲順、ジャケット、歌詞カード。そして、金。全て、他でも無い、自分から出たもの。私が良いって言えばそれがマル。


と思って、2日目、レコーディングに向かう道中でこんな記事を目にした。noteにはいい文章が多いのでよく読んでいるが引き寄せかなんか知らないけどこういう時にフィットした文章にふと巡り合ったりする。


【インスタントに消費されていく世界の中で】

https://note.mu/qzqrnl/n/nf29993c59832


2015年のソロアルバム、2017年のヒーテレ、そして今回と、ここ2年ごとに新しいアルバムを作っている。全てオリジナルで全部違う曲。空前のヒットを放ったわけでもないし、メジャーレーベルから出たわけでもない。でも、どのアルバムも、何より自分が気に入っているしどこへ出されても恥ずかしくない。下世話なことを言えば、どれも全て早い段階でペイしていてちゃんと利益にもなっている。


今回は参加していただくミュージシャンも多く、スタジオの時間も取るしぶっちゃけ金はかかる。でも昨日のレコーディング初日を終えて、今朝目覚めて、昨日ほんとうに楽しかったし、自分の作品を仲間と創っている、っていう実感が、とても、あった。


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本当の愉しみは、金を貰うことよりも、その貰った金を貯めて、自分が本当にやりたいことのために、ずどーーーーーーーんと思い切り使うことにある。


まだ学生の頃、バイト代を貯めては旅に出ていた自分を見て母が、あんたツアーコンダクターにでもなればいいんじゃない、旅行好きも生かせるやんと言った時、それはない、と即答した。人のために旅行なんて別にしたくないし興味もない、旅は自分が行きたいところに行きたいだけ行きたい。ツアーの旅なんて微塵の興味も無い。自分が出す金なのに人に決められたコースを連れ回されるなんて真っ平ごめんだ。


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今回のアルバムは、平成最後の大仕事でもあるけど、自分の人生前半戦の集大成的なものでもある。どの曲もどの歌詞も、ここはなぁ、、という場所は一箇所もない。あとは、そういう音を録れるかどうかだけ。録音するときのことを考えたアレンジじゃないから録るのは大変だけど、いつも音を出してきた信頼のメンバーだから、安心して任せられるし好きなようにやってもらえばいい。


冬の入り口に録った音にふさわしい、冴えて澄んだ音になっていると思います。


さ、2日目。

参る。


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