奥本めぐみのこんなん思とう

シンガーソングライター&フラメンコカンタオーラ・奥本めぐみの公式サイト
2016.8月よりこちらが公式となりました
それ以前の日記や記録などは http://megumi-okumoto.blog.so-net.ne.jp/

2015年11月

アルテイソレラ・フラメンコ舞踊団、新作公演【無限】
無事終了しました。
沢山のご来場、本当にありがとうございました。
  
なんと”天上の花”レコーディングメンバーのmaikoさん、BJ笹井克彦氏の二人が見に来てくれました。笹井は初日の初演を、maikoさんは千秋楽に。お二人の感想もまた、ゆっくり聞いてみたいところ。
  
+++
  
自分の中で、死生観、というのはずっと一貫した主題。オリジナルを書く時は必ずこれがどこかに仄かに匂うように書くのが自分の主義であり手技。
  
人、動植物、物。全てのモノの誕生は生まれた瞬間から死に向かい、死んだ瞬間にまた生まれる。生の喜びは性の悦びであり、頂点の官能はいつも死の匂い。こういう言葉を並べると一気に厨二病くさくなるけど、第二次性徴まっさかりの正に中2前後に多くの人はこの”死”というものを意識し始めるのだと思う。
  
+++
  
最初に死、というものを意識したのは未だにはっきり覚えている、10歳のある夜。動物が死ぬってことは、私も死ぬんよな。死ぬって何やろ、と思った。このまま目が覚めないってことなのかな。それはやだな。死ぬまであと何年あるのかな。寿命が70歳だとしたらあと60年、今までの6倍。80年なら7倍。そういう割り算が年を取るごとにずっと続いてきた。
   
今回この”無限”の話を頂いて、生/死がテーマということを聞き、そして全て日本語のオリジナルでやる、と聞いて、今まで自分が何で血反吐を吐きながらもこれに執拗に拘ってやってきたのか、螺旋が繫がるのを感じた。
  
ら、中島千絵さんからもらった曲の歌詞に ”巡りめぐる命の螺旋” てあって、鳥肌立つよねマジデ。
  
+++
  
舞踊家、ミュージシャンのそれぞれの素晴らしさを上げればキリが無いが、今回の公演で何より感じたのは演出/振付けの佐藤浩希氏の圧倒的でバカみたいな「人が好き度」
   
これほど”人が好き!”な人が、世の中にどれほど居るだろう。この人の開けっぴろげで(もちろん超絶良い意味で)、相手から受け取るのにも、自分から発するのにも、どちらにも垣根も扉も鍵も無い、田舎の農家の縁側みたいな人は珍しい。中全部丸見え。奥はちょっと仄暗くて見えにくいんやけど、縁側に入って腰掛けて部屋を覗くと見える。会うたびに、この人愛されて育ったんだろうなーといつも思うのだが、それもこの人の性格が、周りをそうさせるんだろう。
   
何か自分のアイデアや創作、思いつきを外に出す時、多少なりとも、これ言ったらどう思われるかな、という気持ちがあるものだと思うが(少なくとも私にはある)、この人にもあるのかもしれないが、よくもまあそんなアイデアをてらいも気取りもなくさくさく出せるもんだな、と毎回思う。それが凄い。ええええ!?というようなことも多いけれど、そのビジョンが見えると、ああ、なるほど。。。と納得してしまう。
   
そのビジョンの具現を象徴したのがきっと鍵田真由美さんと大沼由紀さんの二人芝居のシーンだったんだと思うが、毎回全然違うのだが(即興らしい。凄。)個人的には、逆も一度みてみたい。真由美さんが死、由紀さんが生。表に出ているものはその人の真性の逆、というのが私の理論。んふふふ。
  
+++
  
踊り手、ミュージシャン、一人一人のことも書きたいけどキリが無いのでこの辺りで。
  
ま、結局この”アルテイソレラとその愉快な仲間達”に引っ張られてしもたわけよ。横浜移住もね。
  
最後にもう一度。来て下さった皆様本当にありがとうございました。
  
そして共演者の皆様。また必ず。
写真1枚目:2日めの朝の劇場前。安定のド快晴。
写真2枚目:真由美先生と二人芝居。酔っぱらった末の所行といえホンマスンマセン。

12301463_204617009871521_7492206092963370196_n.jpg
12295507_204617616538127_4129083463834067898_n.jpg

先週から東京入りし、連日缶詰めで白熱したリハを重ねて来たアルテイソレラ・フラメンコ舞踊団の新作公演【無限】。今日から劇場入り。

本日の通し稽古を経ていよいよ明日&明後日、本番を迎えます。

この方々のリハーサルや稽古、フラメンコに取り組む姿勢には、本当に得るもの、学ぶものが多い。

佐藤浩希さん・鍵田真由美さんの元、フラメンコに専念している方、他にお仕事を持ちながら舞踊団に居られる方、ご自身でレッスンなどもしながら踊り手としてのプロ活動をされている方。

何より浩希さん、真由美さんの突き抜けた表現とその指導。卓抜した舞踊家でありながら、卓越した指導家である人は、あまり居ないように思います。

リハーサルの中で、それぞれの取り組み、悩み、考え、表現。ふとした休憩の合間にでも本音が飛び出し、連日8時間とか10時間とかリハーサルして踊りまくった後、そこからまだ飲みに行って深夜まで食べ、飲み、議論し、バカ騒ぎする。

凄まじいエネルギーを持った集団。

〜〜〜
今年一年、この方々と密に仕事をさせて頂き、フラメンコ初心者であるにも関わらず、沢山の演奏機会を頂きました。

本音と本音が真正面からぶつかり、手加減なしの一本勝負。毎日毎分毎秒、もっと良い表現は無いかとどんどん変わってゆく振り付けと音楽。

えーさっきこう決めたのにぃーー、とか譜面はこうなってるけど?とか言う人はいません。もっとよくならないか、いや、さっきの方が良かったよ。。もっぺんやってみよっか。

どの本番も、わたくし一人だけ大阪からの参加。。東京にもいっぱい歌い手は居るのにわざわざ呼んで下さるその期待に応えたいのですが、どうしても時間的にリハーサルの参加回数は少なくなり、どんどん進化していく現地へのジレンマ。

こういう最前線で闘う人々と、もっとやりたいけどな、なかなか難しいな、、、そう思いながら、大阪と東京を今年は一体何度往復したんでしょ。もはや品川駅は目をつぶって歩けます笑

というわけで。お知らせです。

来年から、住まいを関東に移します。
昨日、部屋を契約してきました。
新しい住まいは、横浜です。
部屋から夜景が見える家。

春くらいに移住出来ればと思いながら、うっすら物件を探している中で、ひょんなところから遭遇した部屋。その後、とんとん、と、あっと言う間に決まってしまいました。

まさか今回の滞在中に、部屋が決まって契約まで行くとは一ヶ月前、というか今回こっち来る時は思ってませんでしたので、書類なんかをこっちで揃えるのがかなり大変でしたけど(笑)

おかげで色んな裏ワザ覚えました。

裏稼業の白衣仕事がありますので、来年3月末までは大阪に居ることが多いと思いますが、4月以降は、拠点は関東になります。
とはいえ、なんやかんやと関西との往復はしますが。

〜〜〜
40も半ばを過ぎ、自分は同年代と比べても、体力も気力も比較的ある方だとは思います(誰やそこで体力お化けとか言ってる奴は、、、)

新しいことを始めるのも、生来の性格かあまり抵抗も無いし、海外にぽろっと一人で行くことも平気です。

しかしながら年齢を経て来ると、これまで積み重ねてきたものを手放す方が、かなり気合が要ります。それが年齢というものなのかもしれません。

自分の中で、関西以外の日本に住むという気持ちは、本当に全然ありませんでした。

が、ふと

ま、一生のうちに一回くらい、母国の首都圏に住んでみるってのもアリか。と思うようになりました。それもこの2週間くらいの話です。

今後は、先日出したソロアルバムや、来週の極悪カルテットのような、自身のオリジナルでの活動と、フラメンコの二本立てで頑張ろうという所存。あ、もちろんヒーテレも継続しますよ。

というわけで、これから劇場に参ります。

来週の極悪の宣伝をガンガンにしたいところですが、明日明後日の公演は、本当にオススメ。踊りはもちろんですが、音楽がほんま素晴らしい。【天上の花】も会場で販売します。

ぜひ。お越しください。

そしてこれからも皆様、よろしくお願いします。
image-20151125163146.png

【半端ない】
物事が中途半端でなく、徹底していること。程度が甚だしい様(デジタル大辞泉より)

〜〜〜
凄いもの、超絶なものを見聞きした時に昨今、若者だけでなくいい年こいた大人までよく使うこの言葉の使われ方。

"まじパネー!!!!"

てめーのさっき買った15センチの百均物差しで測れなかっただけでぱねーぱねー言うんじゃねーよ。
、、、あ、いやぁね、お下品(・ω<)

もとい。

〜〜〜
一昨日から来週のアルテイソレラ・フラメンコ舞踊団の新作公演"無限"のリハにやっと合流した。
image-20151121134308.png

フラメンコ界ではまさかの、と前評の高い、鍵田真由美さんと、大沼由紀さんの競演。

ぱねー

なんて、到底言えない。

〜〜〜
技力、経験、努力、天賦、思考、苦悩、年齢。
その人をその人たらしめているものには多くの要素がある。努力しただけでも、年を重ねただけでも、より高いところへは決して行けない。

磨き、高め、登り続けていくと、頂上に向かうにつれて道は細くなり時には道すら無く、傾斜はどんどんきつくなり、振り落とされてゆく者達を眼下に眺めながらも、手を差し伸べたらこちらまで巻き添えを食う。

残る者も減り、出会う者も少なく、孤独の旅路。

その険しい崖の途中で、別の経路で来た者とふと、出会うことがある。

そこに同じタイミングで辿り着いた、というただ一点で出会う。どちらかが先に通り過ぎても、出会わない者同士。

全く違う表現、全く違う手口。
共鳴するのは、今、出会ったから、という【瞬間】に他ならない。

天賦の才の苦悩と孤独。
努力の才の苦悩と孤独。
どちらが優れ、どちらが正しく、どちらがより苦労したわけではない。選び選ばれ通ってきた道が違うだけ。

そういう者の孤独が鮮烈に正面からぶつかり合う時に、感動は生まれるのだと思う。

〜〜〜
というような舞台になると思います。
ぜひ来週26、27は、日本橋劇場へ。

image-20151121134316.png

さあて。無事ソロアルバムをリリースし、いよいよ、こちら。
奥本めぐみQUARTET Ex=極悪カルテット、です。

151201-04 QUARTET Ex冬ツアーフライヤー表.jpg

わたくしは歌とキーボード。
 
大儀見元さんの、この方しか出せないそのうねり。
色彩溢れる独創的なパーカッション。
 
澤田浩史さんの、燻し銀且つ非常に極悪なベース
(実はこの方が一番極悪なんじゃなかろーかと最近思っている。笑)
 
伊藤志宏くんの狂人的百花繚乱ピアノ。
ピアノだけで夏に雪を降らせ、冬に桜を舞わせられるんは
この人くらいです。
 
【天上の花】に収録されている曲もいくつか演奏致します。
全然バージョンが違いますのでその辺も楽しんで頂きたいところ。
※アルバムにはチラリズム ‖ _・)チラ でしか入っていない最初と最後のあの曲の
フルバージョンが聞けるのは、このカルテットだけ!
 
12/1火@名古屋DOXY → 奇しくも”天上の花”店頭リリース日!
12/2水@姫路LAYLA
12/3木@梅田Royal Horse
12/4金@池袋Absolute Blue
 
ぜひとも今年の音楽聞き納め、には一寸早いけど
お越しいただきたく。心より思っております。
  
  * * *
  
昨年のちょうどこの時期、極悪カルテットの大阪&東京2daysがありました。
11月が大阪、12月が東京。
これで本当に全部、最期にしようと思ってた。
音楽なんて辞めて
でも、音楽しないんだったら、別に他にやりたいものなんて無いし。

それをもう一度奮い立たせてくれたのが
このメンバーの創る音楽であり
それぞれの音楽に対する姿勢であり

その時、あんたの音楽は絶対良い!うちでずっとやって!と言ってくれた
Royal Horseの関さんであり

12月のライブを見て、フラメンコのカンテを歌ってくれないか、と
声をかけてくださったアルテイソレラの佐藤浩希さんです。
 
  * * *

この1年、自分の中の地図が、がらりと変わった。
選ぶもの、手元に残すもの、捨てるもの
沢山の方と出会ったし、新幹線ほんと乗りまくったし。
もはや品川駅は眼をつぶって歩けるかも笑 

何も見えなかった真っ暗闇の向こうに
ようやく光が見えてきたような1年。

よく
「明けない夜は無い」とか「溶けない雪は無い」とか
「どんな寒い冬もいずれは春になる」とか
耳ざわりの良さげなキラキラワード並べて
慰めにもならないこと言ってご満悦の人いるけど
凍死って言う言葉を知らないんだよそういう人は。

  * * *

極悪カルテットのこのツアーに
ソロアルバムを携えて行くことになるとか、思ってなかったし。
そもそもアルバム創ろうなんて、考えてもなかった。

人生
生きては見るものですね。

  * * *

この4人の生み出す、極上で極悪の音楽。
ぜひ味わいにいらしてください。
心より、お待ち致しております。

  * * *

雨の日曜日。
うちの毛玉ちゃんはずーーーーっと膝の上。
久々にゆっくりと過ごす一日。

こいつが居らんかったら、自分も今頃なあ。
大事な相棒です。よ。

ただいま新曲書き中。
ツアーで披露致します。結構いいよ。うひ。

CTRPRS8UAAATs0P.jpg


というわけで、無事に本日11/6金
ソロアルバム【天上の花】リリースとなりました。
天上の花ジャケット表.jpg

151106 天上の花フライヤー表.jpg

151106 天上の花フライヤ裏.jpg

ご予約頂いた方もいらしたようで嬉しい限りです。
ありがとうございます♪

Amazonでの販売は こちら!

またmegumiokumoto@gmail.com
までご連絡いただければ、なんと私からの直送スペシャルエディションでお届け致します!

どうか色んな方の色々な空に届きますように。。。




↑このページのトップヘ