奥本めぐみのこんなん思とう

シンガーソングライター&フラメンコカンタオーラ・奥本めぐみの公式サイト
2016.8月よりこちらが公式となりました
それ以前の日記や記録などは http://megumi-okumoto.blog.so-net.ne.jp/

いよいよ1ヶ月後に迫ったBarbra Streisand トリビュートの準備を進めている。今回は2009年にあのVillage Vanguardで開かれたほぼプライベートなライブ"One Night Only"の曲を中心に構成している。

このライブ自体、その年にリリースされた"Love is the answer"の宣伝も兼ねていたようで、ライブの構成もほぼそのアルバムから取られている。ので、私もこのライブの曲以外に"Love is..."から何曲かやろうと色々選んでいて、昨日やっと全曲の構成が決まったところ。

ちなみにこの"Love is the answer"は、ジャズスタンダードをやります、という主旨で録音されたアルバムなので、全曲ジャズスタンダードで、且つ2枚組。で、1枚目と2枚目は、ナント同じ曲同じ曲順!1枚目はオケ編成、2枚目は同じ曲をDiana Krallカルテットとやるっていうもう贅沢の極みみたいなアルバム。さすがというより他ない。

なので10/3は、バーブラの数曲のスーパーヒット曲と、ジャズスタンダードという構成です。新しい譜面も5曲ほど作成中。
IMG_5848

Barbraのアルバムは、本人による曲解説がついていることが多く、これがBarbra Tributeでもいつもお配りしているプログラムを作るきっかけにもなったのだけど、Love is...の本人解説を久々に読んでいて、とある曲のところにこんなことが書いてあった。

「・・・この優雅な歌詞に表現されている気持ちを、一度や2度でも経験したことがない者がいるだろうか?」

+++
常々、「今の気持ちに合う曲を歌う」っていうのはなんかちょっと違う気がしていて。もちろん、選んだ曲が今の気持ちをそのまま描いたみたいなことも偶然あったりはするのだけど。今の気持ちに合う曲ばかり歌っていたら、例えば気持ちが落ちているときはひたすら暗い曲、ハッピーなときはひたすらハッピーな、みたいな、それをお聞かせするのも音楽人として違うし、そもそもいつでも自分の気持ちと合わせていたら体が持たない。

自分で書いた曲であろうがジャズスタンダードであろうが、一旦曲になってしまったら気持ちを込めて歌うとかいうこととは全然離れていて、そこに描かれている感情と経験を、歌として表現する、っていうことに尽きると思っていて、そうやって出た歌が、「歌詞に表現されている気持ちを経験したことがある」人に響いて行くのではないかなと。

年齢の経てからのBarbraの歌は、若い頃みたいな無謀とも言えるハイトーンやロングトーンや跳躍の応酬は少し控えめになり、声もいい具合に枯れて、年齢を経て歌うのもいいなあ、と思わせてくれる深みがある。準備しているとつい脱線して、あと2曲譜面にしないといけないのに全然進まない。

10/3、Barbraトリビュート@大阪ロイヤルホース。ぜひお待ちしております。

181003 Barbra Streisand Tribute VIIフライヤー裏






我が家の愛犬、香雪、今日で8歳になりました♪

ほんと病気も怪我も無く健康で、明るくて賢くて気ぃ遣いで面白くて。今年は避妊手術も乗り切って。

ほんと大好き。
これからも元気で楽しく暮らそうなー!

IMG_5750

渇望下で求めるものと
満腹下で求めるものとは
そりゃ当然違うよね

…ってことに、全然、気付いてなかった。

水が無い、幾日も食べていない、照りつける灼熱に野晒らしにされて欲しくなるのは喉を潤す水、腹を満たす食料、熱さをしのげる屋根。それらの獲得は正に生死に関わり、どうにかして手に入れたようとする。

そうして得た潤いと満腹と安寧の後に欲しくなるものは、少なくとも食料や水では無い。腹が満たされた今ご馳走を運んでこられても美味そうとは思うが食べたくはならない。

そうやって考えると、ごく当たり前のことなのだけど。

+++
自己評価が低いことや自己承認が上手くできない自己否定の強い性格、そしてそうなった理由は分かっている。が、分かってはいて、これでいいんだから、と意識はできてもふとした瞬間に幼少思春期に形成された性格が顔をのぞかせてくるその感情とそこから派生する渇望感からなかなか抜け出せずにいた。

満たされる、自分を受容し承認するという感覚を持ったことが多分ほとんど無かったから分からなかったというか、自己否定の性格が災いして、せっかく満足しても、これ満足してしまってるっぽいけどこれでは怠けてるんじゃないか、だめなんじゃないかと思ってしまうのが昨今の悩みだった。

+++
横浜へ引っ越してきた理由は色々あるが、ざっくり言うとやりたいことをやろうというのが大きな理由だった。住んでみたい土地があるならそこに住んでみればいいじゃないか。それでもって住むならこういう家に住みたいという具体的な条件を書き出した。とにかく自分と香雪との"日々の暮らし"を大事にしたかった。それを優先にそんなことまでという細かいことも書いた。例えばベランダは全部壁じゃなく、どこか一部でもいいから柵になって景色が見えること、とか。お外を眺めるのが、香雪は好きだから。

こんなに希望を満たす家なんか見つかるのかと思いながら30項目ほどあげた条件リストのほぼ9割を満たしたのが横浜の最初の家。見つけた時は飛び上がって即決した。そして去年引っ越した今の家は更にその残りの1割を埋め、その上もう完全に捨て去ってしまっていたことまで満たされて、ふと気づくとほぼ理想とも言える望んだ環境で暮らせるようになっていた。

のに、そのことに、なんかちゃんと気づけてなかった。望んで渇望して長い時間かけてやっと着いたのに、いや、長い時間かけてゆっくりやってきたからそこに辿り着いたことに気づかずゆっくり通り過ぎかけていたような。

もちろん望むものややりたいことはまだまだ沢山ある。もう少し稼げてもいいと思うし、もう少し休めてもいいと思うし、音楽の仕事増やしたいし、たくさんライブやっていきたいし、フラメンコの仕事も増やしたいしもうちょい売れたいし笑あちこち旅行も行きたいし習いたいものもあるし食べたいものもあるし。

でもこれまでに、どうしても行きたかった外国には行ってきたし他の国々も行こうと思えば今でも行ける。やりたかったことはだいたい手を付けてきたし、まだやりたいこともあるけど、その気になれば今すぐ始めることが出来る。

でもこれまでと違うのは

強烈な渇きや飢えや自己否定の穴を、本来そこにあるべきものでは無い"代わりの何か"で必死こいて埋めてごまかそうとしているのでは無くなったってこと。

+++
こういう自己承認みたいな話をネットで検索するとすぐスピリチュアルが引っかかってくるが、感情・精神構造というのはあの手のふわふわキラキラした寓話ではなくもっと冷静で客観的にする話。腕を広げて宇宙と一体化しようとしたり老木にしがみついて鼓動に耳を澄ましたりしたところで本人の渇望が欲している根源的なことは何も解決されない。というかそもそも地球も人間も自然も空気も宇宙の構成要素の一つであって一体化もへったくれも無い。

って、この話をすると逸れて長くなるのでまた別の機会にするがそれにしてもあまりにも自己否定人生だったためか、この満たされた状態を自覚するということに慣れておらず戸惑っている。

さて。
これからどうしようね。

実現可能な夢はもう目標として落とし込んで取り掛かっているし、来年アルバム出すし秋には山のようにライブあるし、思い浮かぶのは実現性の希薄なまさに夢物語みたいなことか、明日焼肉食いたいなぁ、みたいな短期単純欲求ばかり。

ま、でも。満たされた腹八分目感を今は存分に味わえばいいのではないかと。そんな感覚、今まで無かったんだし。またそのうち自然と腹も減るだろう。その時に食べたいものは何なのか逃さないようにすればいい。あたしは今、何腹だ、考えるな、感じろ。

あ。あかん、最近今更ハマってる孤独のグルメの影響が…

そんな最高の、我が家我が部屋。この定位置に座って部屋の向こうで香雪があむあむあむあむおやつ食べてるのを見ながらコーヒー飲むのが至福のひと時。ハンモックもこの季節の寝心地最高。香雪のおしりがまた最高にかわいいんだなこれ。


FullSizeRender



ふと思いついて起きる時間を30分早めてみた。日課を音楽編、デイリー編と決めているのだが、デイリー編はこの30分で出来るので非常に大きい。朝ゆっくりできるし、ちょっと続けてみよう。

ベランダの紫式部が色づいてきた。気温も少しひんやりして、何やら秋の気配。紫式部は昨年買って冬越しして2年目。ベランダの花も随分どれも大きくなってきたなぁ。

IMG_5714

近所でお祭りがあり、一日だけの売り子バイトを募集してて、その日暇だしやりましよか?と言うと即決してしまいまして昨日がその日。バイトなんて四半世紀ぶり!笑 午後からポッケに小銭と携帯とハンカチだけ入れて、いそいそ行ってまいりました。

現地に着くとまだテント立ててビールサーバーや食べ物のガラスケースとかを置いてあるだけで食べ物もお皿も搬入途中、なのにお客さんはすみませーんて来るしそもそもどこに何を置いてとかの指示も無いし、このお皿どれ?ビールのカップは?ってゆーかここわかってる人どこにおんの?状態。

IMG_5652

一緒にお手伝いに来られてた方も同じ一日バイト、でもとっても機転の利く方で、とにかくここにいる人だけでぱぱっとやっちゃいましょ!!と、お金管理してたその方が会計、品物探してた私が商品並べと受付、ご飯運んで来たもう1人の方が丼ものと作る系ドリンク、と何となく勝手に役割も決まって各自動き始める。

結論。
指示なしで動ける人が3人揃うと世の中は回る。笑

テント1つの出店の割に、牛すじカレー(あったかいご飯に鍋からカレーを入れ福神漬けも添えるちゃんとしたやつ)に丼ものはカルビ丼、生姜焼き丼、唐揚げ丼、チーズドッグにアメリカンドッグ、たこ焼きお好み焼きそば大学芋カレーパンあんドーナツフライドチキン焼き鳥に中華ちまきさらにかき氷てどんんだけメニューあるの!!!(*゚▽゚)ノ

これだけメニューを揃えたお店は他に無かったのもあり、日暮れ時のええ感じの時間になると50mほどの長蛇の列、皆さんお腹も減って来て、丼ものやカレーがまぁ出るわ出るわ。。海外の留学生の方も沢山いらして英語応対もあったり、のんびり"ビールいかがですかー♪"とか言うつもりやったのにそんなん言うヒマもなく6時間売りまくりました。

お客さんも引き、いやー売りましたねーとか笑いながら、飲み食い好きにしてくださいというお言葉に甘えて食べ飲み片付けながら

…ところで、今日はどういう繋がりでこちらへ…?と今更の自己紹介タイム。蓋を開けてみるとお店の方のお友達ご夫妻だったり、商品の取引先の方だったり、と、完全に外部からは私だけだったようです。お店の方には事前に、お客さんが手伝うって言ってくれたのー!と喜ばれていたとか。よかったよかった。

長く六本木のカフェをやられてたとおっしゃるお店の方のお友達が慣れた手つきで入れてくれた祭りの後のハイボールは、死ぬほど美味でした。

明けて本日は夏の終わりな晴れ間。風もなく穏やかな朝を蝉の声BGMにベランダで満喫中。

楽しかったなー。また来年もやろうかな(・∀・)

IMG_5656




↑このページのトップヘ