奥本めぐみのこんなん思とう

シンガーソングライター&フラメンコカンタオーラ・奥本めぐみの公式サイト
2016.8月よりこちらが公式となりました
それ以前の日記や記録などは http://megumi-okumoto.blog.so-net.ne.jp/

何年か前に、"ライブ行けませんが頑張ってくださいね応援してますっていうご連絡、わざわざ要らない"的なツイートだかブログだかが議論を呼んだことがありましたね。

毎回ライブのたびに、そう言ったメッセージ頂きます。今回も頂いています。

でもこうして長くやっていると、そういうご連絡もほんと、嬉しいものです(*´ω`*) よくもまぁ飽きられもせずに応援してもらえるものだなぁと。。。笑 またいつか来てくれると嬉しいな。その時満足していただけるようにがんばろ。そう思います。

そういう方はいつかきっと来てくださると思うし、実際数年に一度とかでも来てくださる。今はいけない、今日は行けない、でも気持ちはある、っていう意思表示っていうか。しかし自分のライブに来てくれる、興味持ってもらえるって、よー考えたら、よー考えなくても、すごいことやなぁと。

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昼の仕事は、モノを売るということに直結した部分も少しあり、営業の方の手法や戦略を間近で見ることも多いが、興味を持っている人をどう探すか、どう繋ぐか、っていうことにこれだけ力を使うのだというのを見るのはとても勉強になる。

お客さんを呼ぶっていうことについて、ミュージシャンを長く続けてて、特にフロントの人でそれに悩んだことの無い人はいないと思う。ごくごくごく一部の人は別として。でも、頑張って呼んだのにたった一人しかお客さんいなくても、それが例えば1万人であっても、同じ準備をして同じ気持ちで同じステージになるようにしたいといつも思ってやってます。数はこちらの問題であって、来てくださる方は、私を見にわざわざ時間作って来てくださるんですもん。ね。

というわけで準備万端でこれから大阪向かいます。本日19時ロイヤルホースにて開演。

お会いできる方はお楽しみに!
今日お会いできない方は、また次に!

181003 Barbra Streisand Tribute VIIフライヤー裏
181003 Barbra Streisand Tribute VIIフライヤー表

最初は服でグラビア写真って聞いてたのに現場行ったらじゃあちょっと上着脱いでみよっかってなって、えぇ⁈聞いてないよ?って思いながら、でもこの仕事失ったら次が、とか、これを紹介してくれた人に悪いかも、て思うと少しくらいならいいかって肩出して、それくらい出来るんだったら次は水着になってみてよ、ってなって、知らん間に動画撮られてて


みたいな話ありますね。写真がいいなら動画もいいやん、水着がいいなら上半身裸くらいええやん、1コおまけしてくれるんやからもう一個くらいええやん


拡大解釈の最初を我慢して、うーん、それくらいは、まぁ、いいかぁ、、て許すと、これがイケたんやからこれくらいええやろ、え?何でやってくれないの?って言って無理させた相手は無理させた自覚は無く、むしろもっとやってくれないことに不満まで持ち始めたりして。


もー

そーゆーの

我慢してやんの、やめた


若い時はエネルギーがいっぱいあるから、イヤなことに耐える我慢するっていうところにエネルギーを使っても、もともとのエネルギー容量が大きいから残りのエネルギーを自分のための良いことに使える。


でも、歳行ってもともとのエネルギー容量が減ってくると、ヤなことにエネルギー取られたらもう残ってないし、つーかそんなことにエネルギー取られたくない。


それでその仕事が無くなったとしても、そんな仕事の先に自分にとって良いことがあるはずもなく。


人生後半戦へのシフトチェンジ、ゆる継続中。

それにしても香雪はかわいい。うむうむd( ̄  ̄)IMG_6372











秋の空 ひねもすのたり 香雪かな


ベランダ昼飯してたら干してたクッションにお客様が。ちょっとお腹大きめかな。このコ以外にも、蜂がたくさん蜜を吸いに来たり、鉢花本体やら鉢の下に虫が繁殖していたり、公園に蜘蛛が巣をかけはじめていたり、ムラサキシキブは実が色付いてきたりして、何やら季節は秋からもう冬に向かっているのだなーとか。

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思いつくまま散筆。

今年は、大きな転換期のようで。


これまでと明らかに違う体調。今までこなせたカラダ的にキツめ無理めな予定が、こなせないんではなく、こなした後に崩す、しかも派手に。カラダを崩すと同時に精神的にも崩れてしまいがちで、もうこれでこの上半期4〜9月で3回やった。これは最早もう予定をこなせているとは言えない。単なる偶然ではなく、自分は歳をとったのだとハッキリ受け入れて、これまでとは違うんだ、これからのやり方を考えねばならないのだ、と否が応でも自覚させられる半年。


スケジュールの組み方をまず見直すところから始めた。で、一週間に一度、最長でも10日に一度は、完全なオフ、家での仕込みとか打ち合わせとかそういうのも一切しないオフ日を設けて、そのマークも決めた。オンの日も、予定を少し減らすようにして、仕込みも含めてかなり先までスケジューリングした。1日に多くを詰め込まない。やっても2つまで。

これがなかなか良い。特に、完全オフの日と決めると、何もしなくていい。仕込みのスケジュールも決まっているから、やらなきゃいけないとかいう気分に追い込まれることもない。単純なことだけど、気持ちが全然違う。


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今更ながら気付いたことがある。人は、自分のことなど誰も守ってはくれない。無理な仕事を頼んでくる時は、無理は承知ですがなんとかなりませんかーーー!と頼みこんでくるくせに、一度それを引き受けてしまったら相手はそんな無理をさせたことは明日にはもう忘れている。やっぱりちょっと日程的にも金銭的にも無理が、、と後で訴えても、なんで?引き受けてくれたんだからやってよ、半日くらいちょっと無理してくださいよ、この金額で前はやってくれたじゃない、みたいなことを平気で言ってくる。悪気はない。忘れているだけ。人は、人の予定や懐具合にそこまで関心はない。自分のことを守れるのは、自分しかいない。


ちょっとこれまで色々と無理しすぎてきたと思う。もちろんその無理がここまで自分を連れてきてくれたのは間違いないが、もうカラダと気持ちが無理できなくなってきた。先週、とある仕事に対して、ものすごく正直にお話した。その仕事をやらないとは言ってません、やりたくないとも言ってません、やりたい気持ちもありますしやります。でも、その金額ではお引き受け出来ません。かなりものすごい勢いで一気に言ったので、言われた相手がちょっと気圧されていた。でも、それをもう飲み込めなかった。言いたいことを一度飲み込む癖、無理だけどなあと思いながら一度はやってみる癖はもうやめよう。体が持たない。


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家にあった"ナニワ金融道"を朝からぱらぱら読み、そのあとベランダでカマキリ母さんの来客を眺めながら、こんな漫画を面白がって読めるなんて幸せなことだとつくづくと思った。裕福ではないけど少なくとも借金は無いし、十分すぎるくらいの環境の家に住めて、家でばっちり練習も出来て、大して大稼ぎも出来てないけど平均して週に2日くらいは休めているし、可愛いワンコもいて存分に散歩させられる場所が近くにあって、横浜に来てから香雪と居てやれる時間も増えたし、昼の仕事も、音楽の仕事もある。先日祭りの売り子バイトをしたカフェに昨日立ち寄ったら、また手が足りない時手伝ってもらえません?とかいわれたりして、食い扶持をどうにかするくらいの手立てと人の繋がりもある。これまではかなりハードめな、しんどい人生だったけど、ここのところ、幸せだなあ、と感じることが日に日に増えている。



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横浜に来て、ある音楽仕事をもらった時、その担当の方が最近わたしがこっちに出て来たと聞いて、え?なんでまた上京?有名になりに来たんですか(* ̄∇ ̄*)と言われてすごい違和感を覚えた。その違和感で、あぁ自分は少なくとも、有名になりに来たんではないんだな、と半ば安心した。そうか、わたしは、自分のペースで自分の音楽をやりたいんだな、と、自覚した瞬間でもあった。


それはプロとは言わないと言われればそれでいい。人が何と言おうと、自分は自分のやり方で自分の音楽を貫くだけだな、と、昨日見たジョニミッチェルのDVDでも新たに思ったりして。


さて、今日は仕込み日。来月のフラメンコライブの選曲と練習。そういえば来年、4〜5本のフラメンコ仕事が決まっています。来年はもうちょいフラメンコの場を広げたいな。踊りもちょっとやりたい、久しぶりに。


写真は昨日のカフェでかかってたBGMが良くて尋ねたら随分渋いギターDUO。ジョンアバークロンビーとジョンスコ。即AmazonミュージックでダウンロードしたけどほんとこれじゃCD売れんなーとか、そんな、秋の昼下がりの散筆。


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鏡像体=光学異性体とは、右手と左手のように、それぞれのものの構成(親指〜小指まで指が5本とか手のひらがあるとか)は同じだけど、立体配置が鏡像の関係にあって、それそのもの同士は重ね合わせられないもののこと。

大学〜大学院時代の専門がこの光学異性体に関する有機合成だった。特に薬品では光学異性体の片方しか効かないことが往々にしてある。それまでは両方作って右と左に分けていたのだが、2001年にノーベル化学賞を受賞した野依教授がBINAP系の不斉配位子を開発したことで右か左の片方だけを選択的に合成できるようになり、その後不斉配位子の合成は当時の有機合成界の流行りだった。この光学異性を最初に習った時、リモネンはD体がオレンジの香り、L体が森の香り、と性質も違うと教えられ、右と左が違うだけでそんなにも違うものなのかと感動した。

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20代の頃正社員で勤めていた会社は、当時誰に言ってもあら良い会社にお勤めね、と言われる会社だった。というか今でも、そこに居たというと何で辞めたのと笑われることも多い。辞める時は同期たちに、何でやめるんだ、やめて何するんだと半ば呆れられ、そのうちの一人には、音楽で飯を食うって何だよ、そもそも飯を食うって何なんだよ、と送別会でかなり突っかかられた。この突っかかってきた同期は数年前にくも膜下で倒れて突然死んだ。亡くなったと聞かされた時、あの時ものすごく突っかかられたことを、彼は”飯を食う”ということに何か強いこだわりがあったのかな、と思い出した。

会社を辞め、音楽だけで”食って”いた20代後半からの10年間。その後今のダブルワークに変わったのには実は大きなきっかけがあった。大学院時代の同期と後輩は、私の代がその研究室の一期生ということもあり、先生や同期たちと一緒に手作りで、研究室になる部屋を、前の教授が残した棚や実験台を掃除し(当時なのでかなりアブナイ薬品も残っていたりした)新たに器具を運び入れ、実験のためのガラス器具をもらいに他の大学まで車で行ったりしてまさにゼロから作り上げたこともあり、卒業しても仲がよくて時々集まっていた。新しく家を建てた後輩の家に祝いがてら集まったある時、ふと今の専門の話になった。同期や後輩たちは当然ながら化学の専門職についていて、最先端の技術バナシに花が咲き、もちろんそれぞれの社の情報漏洩には入らない範疇で、最新の話題を語り合っていた。

その話題に、全く、ついていけない。

学生の時は同じ位置に立ってああでもないこうでもない、と当時の技術論文を和訳しては議論していたのに、自分の頭の中は錆が固まったように動かない。錆の下の方に古い記憶が凝り固まっていて、ああ、あそこにあるのに、もう手が届かないというような、とてももどかしい気持ちになったと同時に

これではダメだ

と思った。

辞める時に会社の同期が突っかかってきたように、音楽だけで確かに「食って」は居る。でも、ずっとこのままで本当にいいのか。このまま、あれだけ好きでやり込んだ化学の感覚がどんどん錆びついて、そういえばそんなことに夢中になったこともあったよな、と遠い記憶の土の下に埋め込んでしまうので、お前は本当にいいのか。

そもそも、音楽と化学、片方だけしかやっちゃだめ、なんていう法律がどこにあるんだ?と自問自答がそこから始まった。その後数年かけて、食うためだけの音楽は手を離し、音楽は自分が本当にやりたいと思うものに集中して、まずは化学の現場に戻ることから始めた。その時も批判があった。もう音楽を辞めるのかとも。何かそれまでの習慣を変える時に、だいたい批判がある。よくあることだ。

化学の現場に戻り、音楽と化学を両方やるようになって9年。よく、二足のわらじですね、と言われるが、自分の中ではこの「鏡像体」だという感覚。

音楽が右、化学は左。どちらかが欠けても、どちらかが大きくなっても、どうもバランスが悪くなるらしい。

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今年になってよく、この先の人生のことを考える。人生後半戦に入ったなあ、という感覚が今年は強く、音楽、化学といった他に、自分はこの先どうやって生きたいのか、やり残していることはないか、ごまかしていることは無いか、また自問自答。

先週、久しぶりに国内を旅行した。ツアーではなく、音楽とは関係ない、ただのシンプルな旅。この音楽仕事をしているとつい、ギョーカイ用語でビータと言われる旅仕事と旅が混ざりがちだが、ツアーと旅とは全然違う。

”旅”が好きだったということを、ちょっと久しぶりに思い出した。半分働いて半分旅が理想っていうのは今もあんまり変わっていない。

また旅行したいな。行きたい場所と国でもまた書き出してみるか。
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昼仕事で年に一度の大きなイベントに参加したので今週はそっちにかかりきり。ひたすら体力勝負だったので今週末はゆっくりと。
昼を過ぎると香雪は、西に窓がある部屋のベッドで横になっていることが多い。日向ぼっこしながら寝られるのが気に入っているらしいのだが、目を開けてても窓の方を向いているので、ふといっしょに横になってみた。

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…そっか。香雪目線から見ると青空が見えるのか。今日は風がとても強く、雲の流れも早い。

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さくらももこさんの"ひとりずもう"を読んでいる。夏休み、たまちゃんにキャンプに誘われて断ったら、お母さんになんで断るの?夏休みなのに遊びにも行かずにボンヤリしてるなんてバカだね、と言われて、そうかなぁバカかなぁ、私ヒマが好き、って言う場面がめちゃくちゃ分かりすぎる。何もしない、をしたい。


少しずつ揃えてきた家の中のもの。10代の頃からインテリアや家具に興味があり、お年玉をためて大きなチェストを買ったり、初任給ではロッキングチェア、ライティングビューローのランプも高校の時に神戸のハンズで買ったものを未だに使っているし、旅先で買い求めた絵や小物、そういうもので満たされた部屋を眺めているだけで楽しい。


おそらく元来はあまり活動的な性格ではないのだと思う。旅は好きだけど基本家に居たい。旅先でも、これが家にあるといいなぁというものにばかり目が行く。きっと自分にとって、最も大切なものは、家。


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来週少し、旅に出かける。久しぶりの、純然たる"旅行"。音楽で旅をするのは好きだが、旅に音楽をくっつけたくは無い派。


雨なら窓の外をぼんやりと。

晴れなら外をぷらぷらと。


ピアノの上に置けるような、地元の画家さんが描いた小さい絵を買って帰りたい。


では。

良い週末を。


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