奥本めぐみのこんなん思とう

シンガーソングライター&フラメンコカンタオーラ・奥本めぐみの公式サイト
2016.8月よりこちらが公式となりました
それ以前の日記や記録などは http://megumi-okumoto.blog.so-net.ne.jp/

横浜ランドマークタワー最上階のバーシリウスでの演奏終了、後の、いつもの。

やり始めた頃はそそくさ帰ってたんやけど、最近この観覧車を眺めて一服してから帰る。今日はなんかカラフル。



今日は時間経つの早かった。弾き語りむずかしいけど、やっぱこれかなーって感触もあって。

弾き語りの仕事もっとやりたいなー。
さ、帰ろ。


今週の始め、昼仕事で少し難しい課題があり、主担当の先輩が今回は全部一緒にやりましょうと言って、いつもならこれをこうしておいてくださいと任される準備段階から一緒にやって下さった。

こうやって準備します、これをこうやって…まず僕がやってみますね。そう言って始めた作業を横で見ていて

えっ…?
こんなゆっくりで良いの、、か…!

と驚いた。

その先輩は、のほほーんとした話しぶりとは対照的にアタマが鋭く切れる人で、経験に裏打ちされた博識と元々の頭の良さでいつもその仕事の速さと正確さに感心していたのだが。

とてもゆっくりと、しかし確実で的確な操作。細かいところまできっちりと合わせていく。えーっと、これは…と言いながら、でも本当にゆっくり、ゆっくり、準備していく。

準備が終わり、いよいよ本編に取り掛かろうとして時計をみると11時を少し回っていた。

ま、昼からやりますかぁ。ね。

自分なら即本編に入って、ひと段落するまでは昼も食べずにそのままやっていただろう。

そういえば昼仕事先では別の方にも最近、奥本っちゃんは慌てんぼうだから。そんな慌てなくてもいいんだよ、と言われた。

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その翌日。近所に住む友人に掘りたてのじゃがいもを頂いたので、久しぶりにポテトサラダでも作ろうと茹でた芋を木べらで混ぜて味を付けながらふと気づく。

なんか今日、ずいぶんゆったりとした気持ちで作ってるなぁ… 

いつもは、このメニュー作ってる間にこれが出来るからこれを先やって、その間にあれやって、何なら洗濯機も回して…てなるところ。芋をかき回している間に別のメニューの下準備もできるのだけど

まぁ別に急いで作らなくてもいいのよね、もう今日は他にやることないんだし…

このところ、そう感じることが増えている。こんなゆっくり、じっくりで、良いんだ。

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数年前、関西JAZZ-FUNKセッションがぶっちぎりに盛り上がり、夜な夜なプロ連中が来て強烈なセッションになりそのプロ連中を黒船軍団と称し始めた頃。とにかくセッションとかJAZZ-FUNK系とかの経験の浅かった自分は彼らに何とか追いつこうと必死で、文字通り寝る時間も削ってやっていた頃、仲間の1人にこんなことを言われた。

"めぐさんね、めっちゃ頑張って今歩いてる、と思ってやってることあるでしょ。それね、こっちから見たら、めっちゃ走ってて、先に行ってます。
でね、めっちゃ今突っ走ってやってるて思ってることあるでしょ。
それ、こっちからは先行き過ぎて、もう見えてません!笑 
だから、少しゆっくり歩いてください。みんなそんなスピードで出来てないから。"

言われた当の本人の、遥か先に見える背中に追いつこうと思って必死で走ってたので、こっちからはもう見えてませんと言われたのは驚きというか、何をゆってるんだ?全然追いつけてすらないのに!と思っていた。

今頃になって、その言葉が入ってくる。当時はとにかく必死で、もちろん何1ついい加減になんてしていないけど、どこか滑っていたり、空回りしていたり、周りが見えていなかったり先走っていたり。

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思えばずうっと、そんな感じだった。やらなきゃ、やらなきゃ、やらなきゃ。音楽方面ではプロになったのが人より10年以上遅かったこともあるし、その後ダブルワークになったこともあって昼仕事の方の知識も付けなきゃいけないし、フラメンコ始めてまたやらなきゃいけないことは増えて。

中途ハンパにそれなりに出来てしまうから、また課題を与えられる。ありがたいことだけど、どこか腰を据えてじっくりやる、ということからはかけ離れてしまっていた。

横浜に来て数ヶ月は特にライブもなく、でも前のようにセッション行って知り合い増やしてみたいな大阪でやってたようなやり方はやめようと思っていたので、人生でおそらく初めてと言っていいくらい何もしない、ただ昼仕事行って帰って香雪と散歩してというフツーの暮らしをしているうちに、まぁのんびりでいいかとなっていたのだが、どこかやっぱり焦りというか、どうやっていこう、何したらいいんだろう、あれもやらなきゃ、みたいなのはあったかもしれない。

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最近、朝起きたら家中の窓を開けて、一度ベランダに出ることにしている。お気に入りの空間。夏はさすがに富士山は見えにくいが、反対側を見るとみなとみらいの景色が毎朝見える。動き出す前の観覧車。ランドマークタワーの向こうの空。光ってるのはその向こうが海だから。伸びをして、小学生たちが登校していく声を聞きながら、花に水をやる。

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やらなきゃならないことはずっとあり、それは一生続く。自分に残された人生があと何年あるのか知らない。来週会おうねと約束してた友はその数日後に地震で死んだ。あれから22年経ち、何なら彼女の享年の倍近くに差し掛かろうという年齢になり、残りの人生という言葉が現実味を帯びてきて

この歳になってやっと、人生に対して焦りや義務感が無くなってきたのかもしれない。

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そういえば以前は、一年草ばかり植えてた。いまベランダにあるのは、ほとんどが多年草か木。花の咲かない季節の方が長い子達。

でも、冬を越えてまた花が咲いた時の嬉しさは、一年草では決して味わえない。

去年の今頃買ったペラルゴニウム。冬を越し、春先に一度咲いて、今2回目。これが冬越しするとは思ってなかったので、本当に愛しい。

さぁて。掃除の続きでもするかな。








夏至を過ぎて、夕涼みに良い季節。ベランダにて夏の虫の声を聞きながら、自家製ジンジャーエールで風呂上がりのひととき。

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久しぶりに新曲を作る気分になってきている。曲を書いて人前で歌う、ということを始めてもう20年近い。

音楽学校に居た頃、何かの学内イベントの後で、年はだいぶ下のキーボーディストから声をかけられた。曲はあるんだけど歌詞を付けて歌ってもらえないか。出来ればバンドにしたい。私にも、発表したことのない曲がいくつかあった。

何度かリハを重ね、初めて自分でライブを打った時のあの緊張感。そういえば、全てオリジナルだったな。。その彼の作る曲もとても素敵だった。Blue in Blueっていうダブル鍵盤+ドラムという変則トリオ。好きだったな。

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悲しみや怒りを歌に書くのはある意味容易い。辛い別れ、やり場の無い怒り、動機は強力で、言葉ひとつに共感を得やすい。

変拍子やトリッキーな曲、めまぐるしく展開する曲も、耳を引き、印象を与えやすい。

何でも無いことを、何でも無いように、でも何でも無くは無い言葉と音で書くのが、ほんとに難しい。何でもない、それでいて引っかかるもの。

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今日、面白い単語を耳にした。名前が無いと思っていた現象に、名前が付いていたこと。chronostasisなんかもそう。そういう言葉は、インスピレーションが広がる。

何でも無い現象についた綺麗な名前みたいに、当たり前にある、言葉になかなかされてない機微を、ちょっと引っかかる言葉と音で次の曲では描きたい。

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20年前に書いた曲の譜面を引っ張りだしてみる。こっぱずかしいけど意外によく出来てる。未熟ながらに時間をかけて作ったんだな。それにしてもタイトルがもう既に青い。ふふ。


昨日ふとネットで見たジンジャーシロップの作り方。簡単で、なんだか味も良さげだったので作ってみた。早速炭酸割にして自家製ジンジャーエール。
うまー♪

鷹の爪、シナモンスティック、白胡椒の粒、アニス、クローブ…買い物行かなくても全部の材料がウチにあったのがわらけた。 スパイス天国。

レシピ決まったので明日生姜買ってきて瓶にいっぱい作ってベランダで飲も。ふふふ。

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