奥本めぐみのこんなん思とう

シンガーソングライター&フラメンコカンタオーラ・奥本めぐみの公式サイト
2016.8月よりこちらが公式となりました
それ以前の日記や記録などは http://megumi-okumoto.blog.so-net.ne.jp/

おニューのかばんを手に入れご機嫌になったところで、再び街へ。

マドリードと言えば、プラド美術館。と言っても美術館巡りにはさほど興味が無く、どちらかというと街並みとか建造物とかその辺のレストランとかに入って一服、な方が好きなので、観光と言っても名所名跡博物館の類を訪れてうわーーというタイプではない。

ただ街をぷらぷらして、地元の人が買い物するようなスーパーでちょっと果物買ってかじったり、路地を入った店で服買ってみたり、というのがだいたい観光の常だが、名所を巡りながら回ると街並みも見られる、というわけで、移動は基本オール徒歩。地下鉄もあったけど初めて来た街で地下に潜るなんてもったいなすぎる。


宿がグランビア通りというメインストリートから程近いところだったので、グランビア通りを東に下るとシベーレス広場。


こういう標識群の異国感がたまらない。

シベーレス広場を南へ下ってくとプラド美術館の前を通るわけだが、この通りが横浜でいうところの大通り公園みたいになっていて、道に挟まれた公園を散策しやすくなっている。



ふと街角で花嫁さんに出くわした。



プラド美術館は、空いていれば名画と言われるやつだけでも見ようかなとか思ってたら長蛇の列。全然無理だった。。。笑 ので周りだけぷらぷら。美しい美術館。ここはまたマドリードを訪れる機会あれば入ってみたいなー。




ちなみにこの写真。
午後6時です笑

この後、宿には20時には戻りたかったので駆け足になるのは覚悟だったけど、美術館に興味は無いがどーしてもこれだけは見たくて足を伸ばしたのが、王妃芸術センター。


そう。"あの" ゲルニカの原画がある美術館。

入り口でお金を払ってゲルニカの場所を聞きわき目も振らずにそこへ向かう。現代アート好きな方なら一日中居られる美術館だろうけど、現代アートは今の所興味ない。

途中かなり前衛的な何かも色々展示されていたが全スルーしてゲルニカの展示室へ。本作の手前あたりから、ゲルニカの習作やピカソの作品群が展示されていて、気分は盛り上がり、さて、現物。教科書で見たコレ。


。。。あんなデカイ絵だったとは。。。

縦3.5×横8m弱という壁画レベルの大きさ。何重にも塗り重ねられた筆の跡とその勢い。スペイン内戦への怒り。子供の屍を抱いて泣き叫ぶ女、折れた刀を持った腕の千切れた男、牛、馬。

教科書の小さい挿絵で見ると、何が描かれているのか良く分からんなーと思っていたのだが、実物はその大きさもあり、戦禍が、死が、涙が、炎が描かれているのがこちらへ迫ってくる。

絵の正面で、題材となったスペイン内戦の当時の映像が流されていて、日本ではおおよそ放映出来ないだろう厳しい戦争の様子がはっきり映されている。ゲルニカ、という町の無差別爆撃の惨状。その映像との相乗効果で、絵が何を言っているのか、そこに居る人に考える時間を与える。

習作を見てからまた原画に戻って見ると、あの絵がこうなったのか、と良く理解できて、習作の記録が並べて見られるのが良かった。

その周辺の展示室は、主に戦争などの暗い場面を描いた他の画家たちのシリーズだったが、余りにもピカソが圧倒的過ぎて全く見る気にならない。

ピカソの絵には加害者が描かれていないのだが、描かれている題材のわりに陰鬱さが薄く、嘆き、怒りといった負の感情も、どこか前を向いているように感じた。他の画家のはただ暗く鬱々としているだけで、光がなかった。

そういえばゲルニカには、真ん中上のあたりに太陽のような電球が描かれているが、あれは何なんだろう。

そういえばゲルニカは、全てが上へ上へと向かって描かれている。落ちる女も顔は上、子の屍も、兵士も、子を失った母も、みんな上を向いている。だがそういえば他の画家の戦争作品は、全てが下へ向かっていた。

そういうのが、チカラを感じさせるのだろうか。

怒りや嘆きをどの方向に向けるかで、物事の行方は大きく変わる。正当に前へ向けることが出来れば、死にたくなるほどの嘆きも越えるときが来る、だがそれを内面の、落ちる方向に向けてしまったら、もう立ち直れなかったり、別の負の連鎖を産んだりする。

それにしても人はいつの時代も

何と戦おうとしているのだろう。


皆さんより1日だけ早くスペイン入り。目的はマドリード観光。バルセロナに行ったことあるねんからマドリードも行かな!という謎理由だけで来てみた。

その日の夜には皆さんと合流して、リハーサルをしばらく行う街へと移動予定だったので、朝早く起きて見所をピックアップし、一気にうろうろ。

しかしながらこの日。日中の気温42度。初めて体験するスペインの真夏。湿度は低いので乾いた風が吹き抜けるのは心地よいのだけど、日差しは特に午後2時から3時あたりにとてつもないことになり、日なたなんか本当に歩けたものじゃない。焦げる。


えぇ、この国に何故シェスタ制度があるのか、よぉぉーーーーく分かりましたとも。。。

ま、でも日なた大好きなので、水を片手にてくてくてくてく。

まずはスペイン広場。


続いてこの近くにあるモンターニャ公園。ガイドブックには、観光範疇外な感じで載ってなかったけど、ちょっと高台になっていたので上ってみた。煙とナントカは高いところに(以下略


なんでもここ、城跡?だったようで、スペイン語で何事か書いてあったが読めず雰囲気で察する。端まで行くとマドリード郊外の方まで見渡せて、市民のための地元の公園、観光客はほぼ無し。


公園内をおまわりさんがパトロールしていた。

馬で。笑



そこからぷらりぷらりと鼻歌まじりで王宮まで。ピーカンにも程があるほどの快晴、空は青一色。そこにこの迫力の王宮で、感動というよりもあんまり現実感が無い。目の前にあるのに加工された背景写真みたい。




マドリードもそうだがトレドなんかでもここそこでストリートミュージシャンが楽器ケースを置いて演奏してるのだが、半分以上はアコーディオン。録音された伴奏をアンプから流し、その上でソロるというのが一般的?らしい。

王宮の真ん前でやおらアコーディオンを取り出して演奏し始めた男性。何やるんだろ、わくわく。。。

りーろーりーろーりーろー。。
ん?何か聞いたことあるイントロ。。。

【imagine】

…えっ?笑

いや、ジョンレノンすごいわね、、、

その後枯葉やらblue bossaやら、そうかと思えばトルコ行進曲とか、節操の無、いや、幅広い笑 選曲でした!割とウマカッタ   

王宮の隣に教会があるので入ってみる。アルムデナ教会。現国王夫妻の結婚式が執り行われた場所であることを後に知る。


教会や神社仏閣って、本当にそれぞれに雰囲気の違いがあって、穏やかな空間、清廉な空間、厳かな空間、生きている場所、そして

あまり"生"の空気を感じられない場所。。

ここは、命を感じる荘厳な場所でした。明るい雰囲気。



気持ちも落ち着いたところで、散策再び。

マヨール通りはレストランやお土産屋さんの並ぶ通り、から、サンミゲル市場へ。こういう場所はつい入ってしまいます。



少し入ったところに地元の方が集う立ち飲み的バーがあり、そこのサングリアがとても美味しそうだったので、それとハモンセラーノなサンドイッチをば。定番。満足。



マヨール広場。四方を建物に囲まれた広場というのはスペインの都市部の典型的な形なのだろうか、バルセロナにもいっぱいあったな。だいたい中庭に何ぞの銅像と何ぞの大道芸人と、ぐるりとバルがある。


それにしても太陽光線が超強力!汗だくに、、、これがならない。湿度20%とかなので、汗かいた端から乾いていくんです、ということにだいぶ後になって気付くのです。



広場から、中心部のソル駅へ。イケメンポリスが観光客に写真をねだられ、普通に応対してた。フレンドリーやなー。


そしてこちら、マドリードのシンボル、くまちゃん。お土産品のキーホルダーやらマグカップにしばしば登場するので会いたかった。実際に見ると意外に小さい。(実は到着した夜に探したのだが見逃した)


ソル駅の近くはショッピングゾーン、お安くて素敵なものがたくさん。特にスペインはカバンが良い。前回もバルセロナでカバンを買い、持ってきたのは捨てたのですが、今回もこっちで買って、持ってきたのは捨てる算段で、早速カバンを物色。

しかしいちいち天気がいい笑



何軒か回ったところで、ひじょーにリーズナブルなやつを見つけたのでお買い上げ、一度宿に戻ってカバンを取り替えに。ここまでは、首から下げて服の中に吊るすタイプのサイフだけで、手ぶらでウロウロしておりました。

とゆーのも。ここマドリードは、ガイドブックにもネットの情報にも、また、マドリードを経験した方にも酸っぱく言われるのが、スリ天国。とにかくその技がすごいらしく、絶対にカバンはチャックが出来て、斜めがけできるやつにしろと散々脅されたのですが、渡航前に買う暇がなく、とにかく安くていいからカバンを手に入れたかったのでした。

太陽に映える真っ白なバッグを買い、部屋に戻って一休み。意外にコンパクトな街っぽいな、ということが、このあたりで分かってきたので、一日じゃ無理かなぁと思ってた場所まで足を延ばすことにしました。

後編に続く。



7/23,25,26と、アルテイソレラ・フラメンコ舞踊団のラマンチャ公演でスペインに行っておりました。よーやく書く気になってきたのでちまちまと記録がてら。

今回はアエロフロート航空での渡航。噂には聞いていたが、着陸が神!ほぼ衝撃無し。その後のブレーキも、あまりGを感じさせない自然なもので、何というか流石ロシア。。揺れもほぼ無く、安心して乗れる飛行機。

モスクワのシェレメチボ空港も、コンパクトにまとまった綺麗な空港でしたが、入り口とか乗り継ぎとかの大事な表記以外は全てロシア語単独、英語併記無し。

流石ロシア。。。笑



















































アエロフロートをチョイスしたのは、マドリードまでの乗り継ぎ時間がとても短かったからなのだけど、この空港のコンパクトさが無かったらなかなか厳しい乗り継ぎだったな。。ということを帰り便で痛感させられるのですがそれはまた後ほど。

成田から9時間半でモスクワ、更に5時間弱でマドリードへ。

着いたのは夜22時。

これで22時、、、、、笑





















マドリード編へ続く。





現在のサイトで使ってるブログ、パソコンからは使いやすいけどスマホからがやりにくく、日記がついおろそかに、、

ってことで、ちとこちらでテストしながら。

スペインの写真など。クエンカ、めちゃ良かった。



もう一枚。トレドでサウンドチェック前にシャーベット食べに行こうとして出会ってけてしまったトルコ雑貨屋のこの5連ランプ!根性でもって帰ってきました機内持ち込みで!笑


なるほど、書き方が分かってきた。
しばらくテストで続けてみます。
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