奥本めぐみのこんなん思とう

シンガーソングライター&フラメンコカンタオーラ・奥本めぐみの公式サイト
2016.8月よりこちらが公式となりました
それ以前の日記や記録などは http://megumi-okumoto.blog.so-net.ne.jp/

秋の空 ひねもすのたり 香雪かな


ベランダ昼飯してたら干してたクッションにお客様が。ちょっとお腹大きめかな。このコ以外にも、蜂がたくさん蜜を吸いに来たり、鉢花本体やら鉢の下に虫が繁殖していたり、公園に蜘蛛が巣をかけはじめていたり、ムラサキシキブは実が色付いてきたりして、何やら季節は秋からもう冬に向かっているのだなーとか。

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思いつくまま散筆。

今年は、大きな転換期のようで。


これまでと明らかに違う体調。今までこなせたカラダ的にキツめ無理めな予定が、こなせないんではなく、こなした後に崩す、しかも派手に。カラダを崩すと同時に精神的にも崩れてしまいがちで、もうこれでこの上半期4〜9月で3回やった。これは最早もう予定をこなせているとは言えない。単なる偶然ではなく、自分は歳をとったのだとハッキリ受け入れて、これまでとは違うんだ、これからのやり方を考えねばならないのだ、と否が応でも自覚させられる半年。


スケジュールの組み方をまず見直すところから始めた。で、一週間に一度、最長でも10日に一度は、完全なオフ、家での仕込みとか打ち合わせとかそういうのも一切しないオフ日を設けて、そのマークも決めた。オンの日も、予定を少し減らすようにして、仕込みも含めてかなり先までスケジューリングした。1日に多くを詰め込まない。やっても2つまで。

これがなかなか良い。特に、完全オフの日と決めると、何もしなくていい。仕込みのスケジュールも決まっているから、やらなきゃいけないとかいう気分に追い込まれることもない。単純なことだけど、気持ちが全然違う。


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今更ながら気付いたことがある。人は、自分のことなど誰も守ってはくれない。無理な仕事を頼んでくる時は、無理は承知ですがなんとかなりませんかーーー!と頼みこんでくるくせに、一度それを引き受けてしまったら相手はそんな無理をさせたことは明日にはもう忘れている。やっぱりちょっと日程的にも金銭的にも無理が、、と後で訴えても、なんで?引き受けてくれたんだからやってよ、半日くらいちょっと無理してくださいよ、この金額で前はやってくれたじゃない、みたいなことを平気で言ってくる。悪気はない。忘れているだけ。人は、人の予定や懐具合にそこまで関心はない。自分のことを守れるのは、自分しかいない。


ちょっとこれまで色々と無理しすぎてきたと思う。もちろんその無理がここまで自分を連れてきてくれたのは間違いないが、もうカラダと気持ちが無理できなくなってきた。先週、とある仕事に対して、ものすごく正直にお話した。その仕事をやらないとは言ってません、やりたくないとも言ってません、やりたい気持ちもありますしやります。でも、その金額ではお引き受け出来ません。かなりものすごい勢いで一気に言ったので、言われた相手がちょっと気圧されていた。でも、それをもう飲み込めなかった。言いたいことを一度飲み込む癖、無理だけどなあと思いながら一度はやってみる癖はもうやめよう。体が持たない。


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家にあった"ナニワ金融道"を朝からぱらぱら読み、そのあとベランダでカマキリ母さんの来客を眺めながら、こんな漫画を面白がって読めるなんて幸せなことだとつくづくと思った。裕福ではないけど少なくとも借金は無いし、十分すぎるくらいの環境の家に住めて、家でばっちり練習も出来て、大して大稼ぎも出来てないけど平均して週に2日くらいは休めているし、可愛いワンコもいて存分に散歩させられる場所が近くにあって、横浜に来てから香雪と居てやれる時間も増えたし、昼の仕事も、音楽の仕事もある。先日祭りの売り子バイトをしたカフェに昨日立ち寄ったら、また手が足りない時手伝ってもらえません?とかいわれたりして、食い扶持をどうにかするくらいの手立てと人の繋がりもある。これまではかなりハードめな、しんどい人生だったけど、ここのところ、幸せだなあ、と感じることが日に日に増えている。



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横浜に来て、ある音楽仕事をもらった時、その担当の方が最近わたしがこっちに出て来たと聞いて、え?なんでまた上京?有名になりに来たんですか(* ̄∇ ̄*)と言われてすごい違和感を覚えた。その違和感で、あぁ自分は少なくとも、有名になりに来たんではないんだな、と半ば安心した。そうか、わたしは、自分のペースで自分の音楽をやりたいんだな、と、自覚した瞬間でもあった。


それはプロとは言わないと言われればそれでいい。人が何と言おうと、自分は自分のやり方で自分の音楽を貫くだけだな、と、昨日見たジョニミッチェルのDVDでも新たに思ったりして。


さて、今日は仕込み日。来月のフラメンコライブの選曲と練習。そういえば来年、4〜5本のフラメンコ仕事が決まっています。来年はもうちょいフラメンコの場を広げたいな。踊りもちょっとやりたい、久しぶりに。


写真は昨日のカフェでかかってたBGMが良くて尋ねたら随分渋いギターDUO。ジョンアバークロンビーとジョンスコ。即AmazonミュージックでダウンロードしたけどほんとこれじゃCD売れんなーとか、そんな、秋の昼下がりの散筆。


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鏡像体=光学異性体とは、右手と左手のように、それぞれのものの構成(親指〜小指まで指が5本とか手のひらがあるとか)は同じだけど、立体配置が鏡像の関係にあって、それそのもの同士は重ね合わせられないもののこと。

大学〜大学院時代の専門がこの光学異性体に関する有機合成だった。特に薬品では光学異性体の片方しか効かないことが往々にしてある。それまでは両方作って右と左に分けていたのだが、2001年にノーベル化学賞を受賞した野依教授がBINAP系の不斉配位子を開発したことで右か左の片方だけを選択的に合成できるようになり、その後不斉配位子の合成は当時の有機合成界の流行りだった。この光学異性を最初に習った時、リモネンはD体がオレンジの香り、L体が森の香り、と性質も違うと教えられ、右と左が違うだけでそんなにも違うものなのかと感動した。

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20代の頃正社員で勤めていた会社は、当時誰に言ってもあら良い会社にお勤めね、と言われる会社だった。というか今でも、そこに居たというと何で辞めたのと笑われることも多い。辞める時は同期たちに、何でやめるんだ、やめて何するんだと半ば呆れられ、そのうちの一人には、音楽で飯を食うって何だよ、そもそも飯を食うって何なんだよ、と送別会でかなり突っかかられた。この突っかかってきた同期は数年前にくも膜下で倒れて突然死んだ。亡くなったと聞かされた時、あの時ものすごく突っかかられたことを、彼は”飯を食う”ということに何か強いこだわりがあったのかな、と思い出した。

会社を辞め、音楽だけで”食って”いた20代後半からの10年間。その後今のダブルワークに変わったのには実は大きなきっかけがあった。大学院時代の同期と後輩は、私の代がその研究室の一期生ということもあり、先生や同期たちと一緒に手作りで、研究室になる部屋を、前の教授が残した棚や実験台を掃除し(当時なのでかなりアブナイ薬品も残っていたりした)新たに器具を運び入れ、実験のためのガラス器具をもらいに他の大学まで車で行ったりしてまさにゼロから作り上げたこともあり、卒業しても仲がよくて時々集まっていた。新しく家を建てた後輩の家に祝いがてら集まったある時、ふと今の専門の話になった。同期や後輩たちは当然ながら化学の専門職についていて、最先端の技術バナシに花が咲き、もちろんそれぞれの社の情報漏洩には入らない範疇で、最新の話題を語り合っていた。

その話題に、全く、ついていけない。

学生の時は同じ位置に立ってああでもないこうでもない、と当時の技術論文を和訳しては議論していたのに、自分の頭の中は錆が固まったように動かない。錆の下の方に古い記憶が凝り固まっていて、ああ、あそこにあるのに、もう手が届かないというような、とてももどかしい気持ちになったと同時に

これではダメだ

と思った。

辞める時に会社の同期が突っかかってきたように、音楽だけで確かに「食って」は居る。でも、ずっとこのままで本当にいいのか。このまま、あれだけ好きでやり込んだ化学の感覚がどんどん錆びついて、そういえばそんなことに夢中になったこともあったよな、と遠い記憶の土の下に埋め込んでしまうので、お前は本当にいいのか。

そもそも、音楽と化学、片方だけしかやっちゃだめ、なんていう法律がどこにあるんだ?と自問自答がそこから始まった。その後数年かけて、食うためだけの音楽は手を離し、音楽は自分が本当にやりたいと思うものに集中して、まずは化学の現場に戻ることから始めた。その時も批判があった。もう音楽を辞めるのかとも。何かそれまでの習慣を変える時に、だいたい批判がある。よくあることだ。

化学の現場に戻り、音楽と化学を両方やるようになって9年。よく、二足のわらじですね、と言われるが、自分の中ではこの「鏡像体」だという感覚。

音楽が右、化学は左。どちらかが欠けても、どちらかが大きくなっても、どうもバランスが悪くなるらしい。

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今年になってよく、この先の人生のことを考える。人生後半戦に入ったなあ、という感覚が今年は強く、音楽、化学といった他に、自分はこの先どうやって生きたいのか、やり残していることはないか、ごまかしていることは無いか、また自問自答。

先週、久しぶりに国内を旅行した。ツアーではなく、音楽とは関係ない、ただのシンプルな旅。この音楽仕事をしているとつい、ギョーカイ用語でビータと言われる旅仕事と旅が混ざりがちだが、ツアーと旅とは全然違う。

”旅”が好きだったということを、ちょっと久しぶりに思い出した。半分働いて半分旅が理想っていうのは今もあんまり変わっていない。

また旅行したいな。行きたい場所と国でもまた書き出してみるか。
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※ライブやカンテの演奏ご依頼、ライブご予約やお問合せ等は megumiokumoto@gmail.com までお願いします。1日以内にこちらから折り返しご連絡させて頂きます。万一返信が無い場合はメールが届いていないことがございますので、こちらのコメント欄にご連絡ください。
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9/19水

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弾き語りSOLO
奥本めぐみ(Vo/calPiano)

ランドマークタワー最上階のBarにてJazzスタンダードを。
【Jazz】
横浜・みなとみらい
シリウス

19:00〜(4stage)
9/20木

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弾き語りSOLO
奥本めぐみ(Vo/calPiano)

ランドマークタワー最上階のBarにてJazzスタンダードを。
【Jazz】
横浜・みなとみらい
シリウス

19:00〜(4stage)
9/27木

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弾き語りSOLO
奥本めぐみ(Vo/calPiano)

ランドマークタワー最上階のBarにてJazzスタンダードを。
【Jazz】
横浜・みなとみらい
シリウス

19:00〜(4stage)
10/3水

181003 Barbra Streisand Tribute VIIフライヤー裏

181003 Barbra Streisand Tribute VIIフライヤー表

奥本めぐみ sings Barbra Streisand
★Act.VII
〜Where do you start?〜


奥本めぐみ(Vocal/Piano)
原満章(Bass)
梶原大志郎(Drums/Percussions)

歌、音楽のその全てを手本としてきたバーブラへの敬意を表し、全曲原調でカバーするトリビュートライブ、毎年大変好評をいただいていますが、半年にいっぺんくらいやってよ!との声をたくさんいただき、秋バージョンの開催が決定しました。トータル7回目のコンサートになります。今回は2009年秋に開かれたBarbra唯一のライブハウスでのライブ”One Night Only"の曲を中心にお送りします。秋風を渡るバーブラの世界をぜひ。
【Pops/Jazz】
大阪・梅田
Royal Horse

17:00 Open
19:00~(2stage)
S席 3,500円
A席 3,000円
10/4木

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弾き語りSOLO
奥本めぐみ(Vo/calPiano)

ランドマークタワー最上階のBarにてJazzスタンダードを。
【Jazz】
横浜・みなとみらい
シリウス

18:30〜(4stage)
10/10水

180606-1010 Flamenco Jazz Funk TRIOフライヤー森さん分

180606-1010 Flamenco Jazz Funk TRIOフライヤー裏

奥本めぐみFlamenco-Jazz-Funk TRIO 〜Vol.4〜
奥本めぐみ(Vocal/Piano)
柴田亮太郎(Flamenco-Guitar)
堀内正隆(Electric-Bass)

=フラメンコとジャズとファンクの美味しい関係=
フラメンコギター、ジャズファンク、日本語オリジナルをそれぞれやってきた3人が東京で出会い、縦横無尽に行き交うトリオが生まれました。フラメンコアレンジを施したJazzやファンク系スタンダード曲やオリジナル、スペイン語POPSになんと本格的フラメンコカンテまで。聴いた翌日からふらりと旅したくなる音をお召し上がりください♬


【Flamenco/Jazz-Funk】
東京・赤坂
November 11th

18:00 Open
1st/19:20〜
2nd/20:45〜
(入替えなし)

前売2,900円
当日3,400円
(税別)
※1ステージのみご鑑賞の場合
チャージ1,000円OFF!!
10/12金

181012-15 heat elements ツアーフライヤー

heat elements
2ndアルバム<<Scratch>>2018西日本ツアー!!


奥本めぐみ(Vo/Key)
古賀和憲(Gt)
笹井BJ克彦(Bs)
衣笠智英(Dr)

結成11年目に入りますます加速するヒーテレ、昨年リリースした2枚目のアルバム<<Scrach>>の西日本ツアーに参ります!初登場の淡路島、是非ともに来ていただきたい!!お待ちしています!!!
【オリジナルAOR~Jazz-Funk】
兵庫・淡路島
Matoya Music Studio

19:00 Open
19:30〜
ご予約2,500円
当日3,000円
10/13

181012-15 heat elements ツアーフライヤー

heat elements
2ndアルバム<<Scratch>>2018西日本ツアー!!


奥本めぐみ(Vo/Key)
古賀和憲(Gt)
笹井BJ克彦(Bs)
衣笠智英(Dr)

結成11年目に入りますます加速するヒーテレ、昨年リリースした2枚目のアルバム<<Scrach>>の西日本ツアーに参ります!この日は聖地LAYLA、ヒーテレの第2のルーツ!是非ともに来ていただきたい!!お待ちしています!!!
【オリジナルAOR~Jazz-Funk】
兵庫・姫路
LAYLA

19:30 Open
20:00〜
3,500円
(1drink付)
10/14日

181012-15 heat elements ツアーフライヤー

heat elements
2ndアルバム<<Scratch>>2018西日本ツアー!!


奥本めぐみ(Vo/Key)
古賀和憲(Gt)
笹井BJ克彦(Bs)
衣笠智英(Dr)

結成11年目に入りますます加速するヒーテレ、昨年リリースした2枚目のアルバム<<Scrach>>の西日本ツアーにてヒーテレ初の四国上陸!是非ともに来ていただきたい!!お待ちしています!!!
【オリジナルAOR~Jazz-Funk】
愛媛・松山
ライブバーjukejointつる

18:30 Open
19:00〜
ご予約3,000円
当日3,500円
(drink別)
10/15月

181012-15 heat elements ツアーフライヤー

heat elements
2ndアルバム<<Scratch>>2018西日本ツアー!!


奥本めぐみ(Vo/Key)
古賀和憲(Gt)
笹井BJ克彦(Bs)
衣笠智英(Dr)

★OPENING ACT...make shift

結成11年目に入りますます加速するヒーテレ、昨年リリースした2枚目のアルバム<<Scrach>>の西日本ツアーにてヒーテレ初の岡山上陸!是非ともに来ていただきたい!!お待ちしています!!!
【オリジナルAOR~Jazz-Funk】
岡山
MO:GLA

19:00 Open
19:30〜
3,000円
(drink別)
10/19金

奥本めぐみカンテ


柴田亮太郎

奥本めぐみ(Vocal/Piano)

柴田亮太郎(Guitar)
フラメンココンサート


赤坂の素敵なベーカリーレストランでのディナーライブが決まりました!なんとチャージフリーです。お料理の美味しいレストランですので、金曜の夜をお食事とフラメンコでお楽しみください。
この日は主にフラメンコカンテを歌います。スペイン語のPOPSも少し。フラメンコギターも堪能できる夜です。お気軽にどうぞ。

【Flamenco】
東京・赤坂
フレンチグリル&ベーカリ・一ツ木町倶楽部

1st/19:30-20:10
2nd/21:00-21:40
(入替えなし)

35席限定
Charge Free
※レストランですのでご飲食をお楽しみください。
10/24水

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弾き語りSOLO
奥本めぐみ(Vo/calPiano)

ランドマークタワー最上階のBarにてJazzスタンダードを。
【Jazz】
横浜・みなとみらい
シリウス

19:00〜(4stage)
10/31水

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弾き語りSOLO
奥本めぐみ(Vo/calPiano)

ランドマークタワー最上階のBarにてJazzスタンダードを。
【Jazz】
横浜・みなとみらい
シリウス

19:00〜(4stage)
11/4

めぐ悠亮TRIO

奥本めぐみTRIO

奥本めぐみ(Vocal/Piano)
藤吉悠(Sax)
柴田亮太郎(Flamenco-Guitar)

2015年リリースのソロアルバム【天上の花】収録の曲を中心としたオリジナルツアーが実現!今年の高槻ジャズストリートでも好評を得たマリンナでのトリオメンバーです。オリジナルの他、フラメンコの歌も。
【オリジナル/Flamenco】
京都・伏見
Bar Silver Moon

20:00~(2stage)

詳細後日
11/5月

めぐ悠亮TRIO

奥本めぐみTRIO

奥本めぐみ(Vocal/Piano)
藤吉悠(Sax)
柴田亮太郎(Flamenco-Guitar)

2015年リリースのソロアルバム【天上の花】収録の曲を中心としたオリジナルツアーが実現!今年の高槻ジャズストリートでも好評を得たマリンナでのトリオメンバーです。オリジナルの他、フラメンコの歌も。
【オリジナル/Flamenco】
大阪・梅田
Royal Horse

19:00 開場
19:30/21:00
(2stage)

S席3,000円
A席2,500円
学生1,500円
バーカウンター
1,000円
11/6火

めぐ悠亮TRIO

奥本めぐみTRIO

奥本めぐみ(Vocal/Piano)
藤吉悠(Sax)
柴田亮太郎(Flamenco-Guitar)

2015年リリースのソロアルバム【天上の花】収録の曲を中心としたオリジナルツアーが実現!今年の高槻ジャズストリートでも好評を得たマリンナでのトリオメンバーです。オリジナルの他、フラメンコの歌も。
【オリジナル/Flamenco】
滋賀・草津
コルトレーン

2,500円
(1drink要)

昼仕事で年に一度の大きなイベントに参加したので今週はそっちにかかりきり。ひたすら体力勝負だったので今週末はゆっくりと。
昼を過ぎると香雪は、西に窓がある部屋のベッドで横になっていることが多い。日向ぼっこしながら寝られるのが気に入っているらしいのだが、目を開けてても窓の方を向いているので、ふといっしょに横になってみた。

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…そっか。香雪目線から見ると青空が見えるのか。今日は風がとても強く、雲の流れも早い。

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さくらももこさんの"ひとりずもう"を読んでいる。夏休み、たまちゃんにキャンプに誘われて断ったら、お母さんになんで断るの?夏休みなのに遊びにも行かずにボンヤリしてるなんてバカだね、と言われて、そうかなぁバカかなぁ、私ヒマが好き、って言う場面がめちゃくちゃ分かりすぎる。何もしない、をしたい。


少しずつ揃えてきた家の中のもの。10代の頃からインテリアや家具に興味があり、お年玉をためて大きなチェストを買ったり、初任給ではロッキングチェア、ライティングビューローのランプも高校の時に神戸のハンズで買ったものを未だに使っているし、旅先で買い求めた絵や小物、そういうもので満たされた部屋を眺めているだけで楽しい。


おそらく元来はあまり活動的な性格ではないのだと思う。旅は好きだけど基本家に居たい。旅先でも、これが家にあるといいなぁというものにばかり目が行く。きっと自分にとって、最も大切なものは、家。


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来週少し、旅に出かける。久しぶりの、純然たる"旅行"。音楽で旅をするのは好きだが、旅に音楽をくっつけたくは無い派。


雨なら窓の外をぼんやりと。

晴れなら外をぷらぷらと。


ピアノの上に置けるような、地元の画家さんが描いた小さい絵を買って帰りたい。


では。

良い週末を。


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いよいよ1ヶ月後に迫ったBarbra Streisand トリビュートの準備を進めている。今回は2009年にあのVillage Vanguardで開かれたほぼプライベートなライブ"One Night Only"の曲を中心に構成している。

このライブ自体、その年にリリースされた"Love is the answer"の宣伝も兼ねていたようで、ライブの構成もほぼそのアルバムから取られている。ので、私もこのライブの曲以外に"Love is..."から何曲かやろうと色々選んでいて、昨日やっと全曲の構成が決まったところ。

ちなみにこの"Love is the answer"は、ジャズスタンダードをやります、という主旨で録音されたアルバムなので、全曲ジャズスタンダードで、且つ2枚組。で、1枚目と2枚目は、ナント同じ曲同じ曲順!1枚目はオケ編成、2枚目は同じ曲をDiana Krallカルテットとやるっていうもう贅沢の極みみたいなアルバム。さすがというより他ない。

なので10/3は、バーブラの数曲のスーパーヒット曲と、ジャズスタンダードという構成です。新しい譜面も5曲ほど作成中。
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Barbraのアルバムは、本人による曲解説がついていることが多く、これがBarbra Tributeでもいつもお配りしているプログラムを作るきっかけにもなったのだけど、Love is...の本人解説を久々に読んでいて、とある曲のところにこんなことが書いてあった。

「・・・この優雅な歌詞に表現されている気持ちを、一度や2度でも経験したことがない者がいるだろうか?」

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常々、「今の気持ちに合う曲を歌う」っていうのはなんかちょっと違う気がしていて。もちろん、選んだ曲が今の気持ちをそのまま描いたみたいなことも偶然あったりはするのだけど。今の気持ちに合う曲ばかり歌っていたら、例えば気持ちが落ちているときはひたすら暗い曲、ハッピーなときはひたすらハッピーな、みたいな、それをお聞かせするのも音楽人として違うし、そもそもいつでも自分の気持ちと合わせていたら体が持たない。

自分で書いた曲であろうがジャズスタンダードであろうが、一旦曲になってしまったら気持ちを込めて歌うとかいうこととは全然離れていて、そこに描かれている感情と経験を、歌として表現する、っていうことに尽きると思っていて、そうやって出た歌が、「歌詞に表現されている気持ちを経験したことがある」人に響いて行くのではないかなと。

年齢の経てからのBarbraの歌は、若い頃みたいな無謀とも言えるハイトーンやロングトーンや跳躍の応酬は少し控えめになり、声もいい具合に枯れて、年齢を経て歌うのもいいなあ、と思わせてくれる深みがある。準備しているとつい脱線して、あと2曲譜面にしないといけないのに全然進まない。

10/3、Barbraトリビュート@大阪ロイヤルホース。ぜひお待ちしております。

181003 Barbra Streisand Tribute VIIフライヤー裏






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